ブレインテック・コンソーシアム(以下、BTC)が主催する「BTC ブレインテックトーク」では、ブレインテック業界を牽引するトッププレイヤーを国内外からお呼びし、最先端のプロダクト開発、研究、市場動向、課題など、幅広くカバーしていきます。
BMI脳科学者の藤井直敬氏(株式会社ハコスコ)と、若手神経科学研究者の紺野大地氏(東京大学)、濱田太陽氏(株式会社アラヤ)がNeuralinkの発表の振り返りと議論を行います。
目次
イベント概要
【概要】
主催:ブレインテック・コンソーシアム
開催日時: 2022年12月14日(水) 19:00〜20:30
オンライン開催:視聴URLはイベント前にご案内いたします。
参加費用:無料
参加方法:Peatixページより、参加登録ください。
【プログラム(90分)】
19:00 ~ 19:10 登壇者ご紹介(BTC 代表理事 藤井 直敬 氏)
19:10 ~ 19:30 Neuralink 徹底解説(東京大学医学部附属病院老年病科 医師 紺野 大地 氏)
19:30 ~ 20:15 パネルディスカッション
20:15 ~ 20:30 Q&A
【登壇者】
藤井 直敬 氏
医学博士/ハコスコ 代表取締役
XRコンソーシアム代表理事
ブレインテックコンソーシアム代表理事
東北大学医学部特任教授、デジタルハリウッド大学大学院卓越教授兼学長補佐
紺野 大地 氏
医師/医学博士
東京大学医学部附属病院老年病科 医師
ブレインテック・コンソーシアムアドバイザー
濱田 太陽 氏
神経科学者(博士)
シニアリサーチャー(株式会社アラヤ)
アカデミックインキュベーション・プログラム『デサイロ』アドバイザー
【スポンサー】
ご注意事項
- 当日の内容によって、延長する可能性がございます。
- 内容は予告なく変更となる可能性がございます。
- ウェビナーの内容は録画させて頂きます。
イベントレポート
Neuralinkの発表を受け、BMI脳科学者と若手研究者による解説、討論を展開を行いました。詳しい解説、議論の内容はYouTubeのアーカイブ動画をご覧ください。
テーマ
- Neuralink 徹底解説
アーカイブ映像
Neuralink徹底解説
紺野大地氏による解説より一部抜粋
紺野大地氏のNeuralink徹底解説では、「Neuralinkの2016-2021年までにしてきたこと」と「今年2022年の発表で話された進捗」の2点について徹底解説いただきました。解説の中では以下のように話されていました。詳細は、アーカイブ映像を御覧ください。
Neuralinkは、脳と人工知能を繋ぐことで「超人類」を作ることを最終目的として、侵襲型BMI(Brain Machine Interface)の開発に取り組んでいる企業です。2016-2021年までの時点では、髪の毛より細い埋め込み型電極(1024-2048チャネルの電極)での脳波の記録・脳の直接刺激が可能なデバイスの開発、手術ロボットの開発、ヒト臨床試験のFDA申請などが完了していました。今年2022年の発表では、自動埋め込みロボットの実演、1回の手術で16,000以上の電極埋め込みが可能になった点、硬膜外からの電極刺入の実現、ヒト臨床試験を半年以内に開始予定ということが公開された。
パネルディスカッション
Neuralinkの発表内容を受け、様々なテーマでパネルディスカッションが行われました。
最初に、濱田太陽氏から、Neuralinkの今回の発表をどう評価すべきか(目的とそれにあった発表ができているか、どのようなプロダクト開発をしているか、なぜ倫理的課題が出てくるのか)に関して発表いただきました。その後、BMI脳科学者(藤井直敬氏)から見たNeuralinkが技術的に優れた点に関する話がありました。最後に登壇者3名にて、組織的に優れた点やNeuralinkより先に行っている企業、Neurotech/AIを含めた今後の行く先などに関して話し合われ、Q&Aも行いました。
参加者のアンケート結果
各業界の様々な分野から200名を超える方々にご参加いただきました。
Neuralink徹底解説セッションでは90%以上の方々が有意義だったと感じていただくことができ、またイベント参加を受けて、アンケート回答いただいた全ての方が”Neuralinkについてもっと知りたい”と感じていただくことができました。
またのご参加をお待ちしております。